2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中尉両親馴れ初め妄想 【1】

Twitterで中尉両親の馴れ初めみたいなのを書いた流れで、中尉両親馴れ初め妄想。考察と言うほどのものでもなく、ただ妄想垂れ流しです。一応、パーフェクトガイドブック2の『グラマン中将が中尉の母方の祖父』設定が生きてるものとして(作中には全く出なか…

あれから三年経ちまして(私的なこととWeb再録)

Caution! 以下、現実のとても重たい話です。(サクラちゃんのことです) で、その後に過去のゲスト原稿のWeb再録ありますが、伝奇ファンタジーパラレルの三次創作の上にロイアイが夫婦です。 その辺踏まえた上で、OKな方のみどうぞ。 相方・サクラチハルさ…

Twitter Nobel log 32

1551. 君なら二口、私は一口、皿の上には莓が三粒。食べる速度を合わせるならば、君に一粒、私が二粒。そんな簡単な算数よりも、私は三粒を君に譲る。莓が三粒、笑顔が一つ、少し気障な等価交換。珈琲を飲みながら、私は台所の錬金術を楽しむ。1552. 前、開…

秋の風物詩

『もしもし』 三コールを数える前に取られた電話の向こうから、彼女の好きな甘い声が聞こえた。 「もしもし、こんばんは」 『こんばんは。どうした? 珍しいな、君からこんな時間に』 「御迷惑でしたか?」 『いや。ネットを見ながら飲んでいただけだから、…

星を抱いて 夜汽車に乗って サンプル

1. 二人の乗った汽車が、イーストシティから南に百五十キロ離れた小さな町を出発したのは、日が西に傾きかけた頃であった。 ロイは発車の汽笛を窓越しに聞きながら、無事に予定通りの汽車に乗れたことに安堵する。何しろこの汽車を逃せば、次の最終便が来…